【擬人化の描き方】第2章:武器をテーマにしよう


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【擬人化の描き方】第1章はコチラ

こんにちは!キヨマロです。
シーエー・モバイル様のGoogle Playアプリ未提供のauスマートパス版「アニメリアス」のコンテンツより、
擬人化の描き方について短期集中連載で公開しちゃいます!

それでは前回に引続き6本の刀のうち3振りの刀を検証とデッサンしてみたいと思います。

1.古刀(末古刀)「備前長船通光」

001
備前伝の長船という刀は、長光、兼光、長義、元重が特に有名です。
末備前と呼ばれる備前伝後期の刀(末備前と言います)では備前長船祐定が名刀として知られております。
この通光は、(おそらく)同時代に祐定が活躍していたのであまり名は知られておりませんが、
負けず劣らず上手な造りをしています。
特徴は直刃の直線的な刃文。やや小振りではあるがその分片手でも振りやすい刀です。

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銘には「通光」の二文字が彫ってあります。

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刀の柄を分解してみました。

■現物を元にデッサン

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☆備前長船は割と有名ですね!ゲームでも登場するくらいのメジャーな刀です。

2.古刀「無銘、極”手掻”」

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大和伝の手掻派による無銘の刀です。
よく見ると、棟が削られており、一見、逆刃刀のようにも見えます。
要するに、片刃で無く両刃のような珍しい造りです。
冠落造りという、通常は短刀のみに見られる造りなのですが、刀としてここまで薄く削られた造りは珍しいです。
これは、蜈蚣切という現存する刀を意識したものと思われます。

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本当に棟が削られております。両方で切れそうですね。

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■現物を元にデッサン

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☆先が他の刀に比べて鋭い印象がありました。

3.新刀 「文殊包久」

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大和伝手掻派の派生した一門で、名を文殊と言います。
元々は槍作りの名手である包久が、珍しく作成した刀です。
仮にこの刀が一期一振であった場合は大変貴重ですね。
有名なところでは忠臣蔵の「堀部弥兵衛」が所持していた槍が同じ鍛冶師の”文殊包久”です。

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肥後拵えという、居合いに適した造りです。(キヨマロの先生に造ってもらいました!)

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銘には、武州住文殊包久と書かれておりますね。武州とは武蔵国、つまり東京と埼玉、神奈川を含めた地方です。

■現物を元にデッサン

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☆槍専門の人が作った刀ということで、割と貴重な刀です。

■豆知識

五箇伝の中でも一番古い系統の大和伝には、
「手掻」以外にも、千手院、当麻、尻懸、保昌といった一派があり、
それらを大和五派と呼びます。



続きの3本の刀は次回10月5日(水)に更新!
お楽しみに!!

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