【擬人化の描き方】第1章:武器をテーマにしよう


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こんにちは!キヨマロです。
シーエー・モバイル様のGoogle Playアプリ未提供のauスマートパス版「アニメリアス」のコンテンツより、
擬人化の描き方について短期集中連載で公開しちゃいます!

擬人化といっても動物、最近では戦艦や戦闘機などありますよね。
今回はお題を『武器』に設定して擬人化してみたいと思います。

武器といっても、さまざまで、東洋・西洋・近代兵器など様々です。
題材に迷ってしまいますが、今回は私が大好きな日本刀を参考に擬人化を行いと思います!

まずは日本刀についてざっと説明を行いたいと思います。
大雑把に日本刀と言いますが、実は日本刀は様々な種類と区別があります。有名なところでは、正宗や村正と言った、聞いた事がある刀の名前があると思います。
これは実は刀を作った刀匠の名前で「銘」と言います。
この「銘」から、どの時代でどの流派(流派と言っていいものかは微妙ですが、便宜上で使います)で作刀されたかがわかります。

刀の銘がわかれば、その刀の歴史などを調べてイメージを固めていくところから始めます。
それでは次に刀の種類について説明します。

■刀の種類について

刀には大きく年代に分けて制作された名称があります。
古刀、新刀、新々刀、現代刀です。
正確には、古刀にも上古刀、末古刀といったように細かく分類されます。

古刀・・・古くは日本が誕生してからですが、方刃の刀として登場したのは飛鳥時代とされております。聖徳太子の佩刀とされる七星剣や丙子椒林剣が有名です。この時代は上古刀と言います。
一般的には平安後期から安土桃山時代に入る頃までが古刀とされます。
新刀・・・江戸時代、正確には慶長から作刀された刀です。また、慶長時代の刀を慶長新刀と言います。
新々刀・・・江戸時代後期、正確には1764年~1876年までとされおります。特に幕末時代の刀は幕末刀と言い、四谷正宗と呼ばれた清麿が有名です。(キヨマロはこの清麿から拝借してます)
現代刀・・・明治9年の廃刀令以降を現代刀と言います。現在作刀された刀も現代刀の分類になります。
次に(便宜上の)流派の種類について説明します。

■五箇伝について

五箇伝とは、古刀期に5つのグループに分類され作刀された刀の種類です。
主に”5つの地域の特徴ある作風”であり、その地域の名を冠する命名がされております。
・大和伝・・・奈良 代表的な刀は「千手院長吉」「当麻国行」等
・山城伝・・・京都 代表的な刀は「三条宗近」「へし切長谷部」等
・備前伝・・・岡山 代表的な刀は「長船長義」「大包平」「鶯丸」等
・相州伝・・・神奈川 代表的な刀は「正宗」「鯰尾藤四郎」「五虎退」等
・美濃伝・・・岐阜 代表的な刀は「和泉守兼定」「孫六兼元」等

古刀には一部を除いて、上記の5つに当てはめ鑑定されます。
※一部を除く作風では、陸奥地方の舞草、出羽地方の月山、薩摩地方の波平などといった鍛冶師が存在しておりました。
中でも伊勢の村正や備中の青江、伯耆の安綱、筑後の三池典太が有名です。

これでわかるように、流派というよりはどこの地域で作られたか?というのが重要だったりします。もちろん、流派も存在しますが、基本的には刀匠が弟子に技術を伝授し、その弟子が更なる新たな技法、または他流の技法を取り入れるので厳密には一世一代だったりします。

日本刀は大昔から研究されておりました。古くは平安時代から刀は重宝されており、源氏や平家の縁がある刀は現在でもほぼ重要文化財、国宝に指定されております。
1000年以上の歴史が詰まったのが日本刀なのです。

■豆知識

ところで、そんな昔から価値を見出している刀は、古くから番付された実在の刀剣もあります。
いつの時代でも、どの銘柄がランキングされるというのは面白いですね。
江戸時代には業物80工、良業物50工、大業物21工、最上大業物13工といった番付がされました。
それ以前には、天下五剣といった「童子切安綱」「三日月宗近」「数珠丸恒次」「大典太光世」「鬼丸国綱」の五振りがあります。

槍では天下三名槍と言い、「御手杵」「蜻蛉切」「日本号」があります。
刀や槍以外でもあり、例えば長船刀工四天王と言われた「長光」「兼光」「長義」「元重」などがあり、天下三作といった「藤四郎」「正宗」「江義弘」の三名工もあります。
昔から刀が親しまれていたのがよくわかりますね。番付といっても、ナンバーワンが無いのも特徴です。(ゲームで言ったら最強の剣が存在しないのです)

■今回使用する刀の紹介

この度の武器擬人化に際して、当然ながら本物が手元にございません。
想像でネットから有名な刀を擬人化するのもありますが、それでは皆同じキャラになってしまいがちですよね。なので、一番は誰もが知らない実物を見て触って調べるのが一番です!
そこで、今回は私自ら個人所蔵の刀を提供し擬人化にしてみました。
資料として提供した刀は6本です。

5本

1.古刀 備前長船通光 保存刀剣
2.古刀 無銘、鑑定”手掻” 保存刀剣
3.新刀 文殊包久 保存刀剣
4.新々刀 無銘 短刀 未鑑定
5.新々刀 長雲斎是俊(二代長雲斎綱俊)脇差 特別保存刀剣、特別保存刀装具
6.現代刀 一吉 未鑑定

この6本の刀を擬人化してみたいと思います。

次回は9月28日(水)
お楽しみに!!

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